■STAFF DIARY


2013年7月25日(木)
今年度から本格的にツイッターを始めました。
https://twitter.com/chiken_sekino

初めはわからないことだらけでしたが、試行錯誤しているうちにフォロワーも少しづつ増えて、何とか形になってきました。

顔の見えない繋がりではありますが、日本全国様々な職種、趣味、年齢の方々からメッセージが届くと励みになります。

治験情報や、入院中の様子など、参加される方の不安を取り除けるような情報を発信していきたいと思っています。

興味のある方は、お気軽にフォローお願いします。


2013年7月4日(木)
梅雨の時期は、寒暖の差や湿度の高さからなんとなくだるかったり、体調不良を訴える人が増えるようです。

梅雨次期や台風の時は気圧が下がり、低気圧の状態になるのですが、空気中の酸素濃度が薄くなり、関節痛や頭痛、だるさを引き起こすそうです。

この時期の体調不良の予防策としては、


1、夏こそ温かい飲み物で内臓を冷やさない
2、除湿をする
3、3食きちんと食べ、睡眠をよくとる

何よりも内臓を冷やさないことが、夏場は大切です。

アイスクリームや冷たい麺類はほどほどにして、たまには温かい紅茶やお茶で体を労わることも必要ですね。


2013年6月4日(火)
前回、母の日を取り上げたので、今回は父の日について取り上げてみたいと思います。

父の日の起源は、1909年アメリカのドット夫人が男手ひとつで育ててくれた父親に感謝するため、父の日を制定してほしいと教会に嘆願したことが由来とされています。

ドット夫人が父親のお墓にバラを供えたことから、バラを贈るようになったそうです。

日本では、1981年に社団法人日本メンズファッション協会が「日本ファザーズ・デイ委員会」を立ち上げ、黄色をイメージカラーに制定しました。
それ以来、黄色いバラを贈ったり、黄色いリボンをプレゼント包装に使用するようになったそうです。

同協会では、毎年すてきなお父さんを選ぶ「ベスト・ファーザー」を開催しており、1983年(第2回)では長嶋茂雄さんが、1985年(第4回)では手塚治虫さんが受賞しています。

母の日に比べると、少し盛り上がりに欠ける父の日ですが、大人になった今だからこそ、一緒にお酒を飲んだり、外食に誘ってみてはいかがでしょうか。


2013年5月10日(金)
新緑の眩しい季節になりましたね。
5月12日は母の日ですが、何をプレゼントしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

日本ではカーネーションを贈るのが一般的ですが、世界にはさまざまな母の日があるようです。

母の日が始まったのはアメリカで、亡くなった母親を偲んで、白いカーネーションを贈ったことが起源とされています。

お隣、韓国では5月8日は「父母の日」といって、父の日と母の日を一緒に祝うそうです。

フィンランドではミニバラを贈るのが一般的で、ベッドで寝ているお母さんに、家族が朝食とプレゼントをベッドまで運んであげる習慣があるそうです。
普段忙しいお母さんに、ゆっくりしてもらいたいという思いは日本と一緒ですね。

タイでは、国王妃の誕生日の8月12日が母の日です。
王妃がお生まれになった金曜日は「水色の日」と決められている為、
国王妃や母親への尊敬や感謝の念をしめすため、国民は水色の服を着るそうです。
ジャスミンの花を贈るのが一般的だそうで、街中に王妃の写真が飾られ、盛大にお祝いするそうです。

アメリカの国際電話会社VIPコミュニケーションズが実施した調査では、国際電話の通話量が1年で最も多くなるのは母の日であることが分かったそうです。

なかなか照れくさくて、感謝の言葉を伝えることは出来なくても、遠く離れて暮らしている方は、この機会に電話で声を聞かせてあげるだけでも喜ばれると思いますよ。


2013年3月21日(木)
クリニック前の桜が満開になりました。
鳥がよくつっついていくので、自然に散る前に
花ごと落ちてしまう事が多いです。

そういえば、日本語には「花の終わりの言葉」が多数ありますね。
桜は「散る」
梅は「こぼれる」
椿は「落ちる」
牡丹は「崩れる」

日本人ならではの、はかなくも美しい表現だなぁと思います。
他にもいろいろありますので、見つけてみるのも面白いですよ。

2013年2月20日(水)
年が明けてから、早いものでもう2月も下旬になりました。
進学や就職等、新しい生活に向けての準備が忙しくなってくる季節になりましたね。

この時期はやはり引越の準備をされている方も多いのではないでしょうか。
当日になってバタバタしない様、事前に計画を練っておくと、その後の新生活もスムーズに進める事が出来ると思います。
いくつかポイントを挙げると…

・見積りはとにかく沢山請求し、納得のいく業者を決める
  段ボール無料等の特典があるところもあるので、選択肢の幅を広げましょう。

・間取りを事前に決めておく
  業者さんに聞かれても慌てないように。
  後から不便だと思って家具を一人で移動するのはなかなか大変です。

・段ボールには何が入っているか分かるようにしておく
  開けないと分からないのはとても不便。
  また、「洋間」「キッチン」等書いておくと、業者さんが運ぶ時に分かりやすいです。

・家具等、壊れ物の傷などは、業者が帰る前に
  後から傷を見つけても取り扱ってくれない場合があります。

・段ボールに重い物を入れすぎない
  洋服等の軽い物は詰め込んでも構わないのですが、本やCD等は大きな箱に入れると重くて運べなくなります。
  箱詰めの時、一度持てるか確認してみましょう。

・カーテン、照明等は入居当日から利用できるようにしておく
  夜などカーテンが無いと外から丸見えになってしまいます。

・時間があれば、退去する部屋を綺麗にする
  立つ鳥跡を濁さず、です。引越後は結構埃等で汚れます。
  今までの感謝もこめて綺麗にしていきましょう。
  ごみが捨てられなかった!といってゴミ捨て場に置いていくのはもっての外です。


いかがでしょうか。
引越の際は、各手続きや近所の方へのご挨拶など、やる事がたくさんありますので
事前にチェックリストを作り、慌てて抜けの無いようしたいですね。

2013年1月8日(火)
新年明けましておめでとうございます。
昨年は暖冬、なんて言われていましたが…毎日とても冷えますね。
その上、年末年始での生活習慣で体調を崩された方は少なくないのでは、と思います。

体調を崩した時や疲労を感じた時に、唇等に小さく現れるのがヘルペスです。(口腔内や鼻孔内、角膜に発症する場合もあり)
一度感染すると、生涯三叉神経節に潜伏し、免疫が下がってくると発症します。
風邪のときに出てくる事から『熱の華』や『風邪の華』なんて別名があります。

また、感染力がとても強いので、発症してしまった際は患部を清潔に保ち、処方された薬で正しく治療しましょう。
再発しやすい人は、すぐに使用できるよう病院でお薬を処方してもらう事も有効です。

2012年11月16日(金)
関野臨床薬理クリニックのある豊島区では、豊島区安全・安心メールという形で、区の防災や不審者の情報を配信しています。
毎日のように犯罪発生の情報が送信され、その内容も振り込め詐欺や強盗等の怖いものばかりです。

ニュースで見るような事件が、とても身近で頻繁に発生しています。
「まさか、自分が事件に遭遇するはずが無い」とは、必ずしも言い切れません。

悲しい事ですが、池袋の治安はあまり良くありません。
特に夜は昼とでは雰囲気もがらりと変わります。繁華街等は特に注意をして、自己防衛に努めて頂くようお願い致します。

2012年9月28日(金)
9月の第3月曜日は「敬老の日」です。
「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」事を目的としています。

国民の祝日の一つで、今年も9月17日はお休みですが、原点は、1947年に兵庫県にあった野間谷村で提唱された「としよりの日」が始まりとされています(すごい名前ですね)

お年寄りの知恵を借りて村作りをしよう、という意味を込め、農業がいったん落ち着き、気候も良い9月中旬の15日と定めたそうです。
それが3年後には兵庫県全体で行われ、後に全国へと広がりました。

現在では当たり前となった記念日が、ある村が発祥というのは驚きですね。

2012年8月8日(水)
先日、スタッフを対象にAEDを使用した心肺蘇生法の訓練を行いました。

運転免許を取った方は習った覚えがあると思いますが、数年前までは、心肺蘇生法にはいくつもの手順があり、覚えにくいものでした。
しかし、ガイドラインが2010年に変更され、現在では「心臓マッサージ(胸骨圧迫)を早く行い、極力中断しない」という事を一番のポイントに置いています。
気道確保や人工呼吸は、訓練を受けた救助者が行えれば良いという事になり、手順を抑え、万人にも実行しやすいようになりました。

また、AEDは電気ショックと聞くと扱うのにためらってしまいますが、全て全自動で行います。
倒れてしまった人に、電気ショックが必要なのかという事も解析して判断してくれます。

通勤・通学中、帰宅途中、また家族との団らん中。心肺停止はいつ誰に起こるか分かりません。
興味があれば、消防署で行っている講習会を受けてみたり、手順等を確認しておくと、もしもの時に命を救えるかもしれません。

2012年7月13日(金)
梅雨はまだ明けていませんが、湿度の高い蒸し蒸しとした日が続いています。
暑くなってくると、昆虫たちが活発に活動を始めますね。カブトムシやセミならまだ良いのですが
生活の中で遭遇したくない昆虫No1はゴキブリではないでしょうか。

遭ってしまったら、退治するか逃がすかしかないので、出来る限り家に入ってこない工夫が必要です。
まずは、網戸や換気扇、排水溝等を確認し、わずかな隙間が無いかを確認します。隙間はテープや網で塞ぐと効果的です。

また、じめじめした暗くて暖かい場所を好むので、台所やお風呂場は普段から水を残さない様心掛けましょう。
生ごみの出しっぱなし、ビール缶の放置はゴキブリを誘発するので、捨てるまでは二重に袋に詰めて屋外に置くようにします。
床に落ちた髪の毛や、ダニ等、どんなものも餌になってしまうので、掃除機がけや湿度の管理は重要です。

日頃から気をつけるだけでも、遭遇率は下がります。
急に見つけてヒヤリ!という思いをしないように、皆さんも十分お気を付け下さい。

2012年5月2日(水)
2012年4月から、全国の中学生に「くすり教育」が義務化されました。
中学3年生を対象に、保健体育の授業で、薬を正しく使用し、自身の健康を守る力の養成を目的としているそうです。

最近ではコンビニでも薬を置く様になり、誰でも手軽に購入できるようになりました。
しかし、残念ながら全ての方が正しい使用方を実行しているわけではありません。
お茶やジュースで薬を飲んでしまったり、より効果を出そうと必要以上に投薬してしまった事等、身に覚えのある方もいらっしゃるのではと思います。

自分自身の健康に責任を持ち、軽度の体調不調は自分で手当てをする「セルフメディケーション」能力をつける事は、日常的な健康管理へ繋がります。
薬も、使い方を誤れば体に害を起こしてしまう可能性が高まりますので、
使用上の注意を正しく理解し、上手に薬と付き合っていきましょう。

2012年3月30日(金)
気温差はあるものの、少しずつ暖かくなり、春が近づいている事を感じる毎日ですね。
気がつけばもう春分の日を過ぎ、新年度を迎えようとしています。

春分の日は、法律では「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされているそうです。
また、お彼岸で先祖のお墓参りに行かれた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

お供え物として思い浮かぶ和菓子に「おはぎ」がありますね。
うるち米ともち米を混ぜて炊き、餡やきな粉を周りにまぶした馴染みのあるお菓子です。
よく似た和菓子にぼたもちがありますが、実は同じもので、春は牡丹、秋は萩と、季節の花に合わせた呼び名で呼ばれています。
また、お店や地方によっては、こしあんやつぶあんで呼び名を変えているところもあるようです。

おはぎの歴史は古く、そもそも「おはぎ」という言葉も室町時代の宮中に仕える女性達が使い始めたと伝えられています。
これは女房言葉と言われ、優美で上品な言葉づかいとされました。
おはぎ以外にも、おにぎりやおかか等、現代で使用されている言葉もたくさんあります。

2012年2月23日(木)
今年はうるう年です。
4年に一度、オリンピックの年にやってくる「うるう年」ですが、いったいどんな年なのでしょうか?

普段、私たちが利用している暦はグレゴリオ暦といわれ、1年は365日となっています。
しかし、本当は地球が太陽の周りを一周するのに平均365.2422日かかっています。
365日より数時間はみ出している為、うるう年が無ければ、4年で1日、40年で10日、400年では100日も変わってしまいます。
これでは季節もだいぶ変わってきてしまいますね。
しかも、4年にただ1日足すだけでは今度は逆に数分長くなってしまうのです。

そこで考え出されたのが、以下のようなルールです。

 うるう年は西暦の年が4で割り切れる年であること。
 ただし、年が100で割り切れる年は平年(うるう年ではない年)とし
 400で割り切れる年はうるう年とする。

つまり、400年で100回ある うるう日から3回減らし、本来の平均365.2422日に近づけたというわけです。
高度な天文学が太古の昔から研究されて、農業や人々の生活に活用されていたと思うと、とてもロマンを感じますね。


ちなみに、2月29日生まれの方の誕生日は、明確にはうるう年のみとなりますが、平年では2月28日を「みなし誕生日」としています。
戸籍上は29日ですが、更新期間や有効期間の手続きでは28日を利用する様です。

2012年1月10日(火)
関野臨床薬理クリニックも新年のスタートを切りました。
本年も宜しくお願い致します。

さて、皆さんは1月7日に七草粥を食べましたか?
春の七草を具材とするお粥で、一年の無病息災を願って、また、正月の祝酒等で弱った胃腸を休ませる為とも言われています。

現在ではスーパーなどで七草粥セットとして販売されているので、比較的容易に入手する事が出来ますが、地方によっては、気候の違いから採取が難しい為、七草を使用しないところもあります。
また、必ずしもお粥というわけでは無い様です。

七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種があります。
スズナはかぶ、スズシロは大根の別名で、普段の食事でも一般的な食材ですね。
ホトケノザは、小さな紫色の花を咲かせるシソ科のホトケノザではなく、コオニタビラコという別の種になります。(シソ科のホトケノザは食用ではないそうです)
ナズナはいわゆるぺんぺん草の事で、馴染みのある雑草を食べる事に少し抵抗があるかもしれませんが、ナズナを始め七草には意外にもちゃんと薬膳効果があります。

忘年会やお正月料理、またこれから新年会等で胃に負担をかけてしまう、という方は、七草粥で胃腸を休ませてみてはいかがでしょうか。

2011年12月1日(木)
今年は池袋西口広場が約40年ぶりに改装され、見違えるように綺麗になりました。

交番が以前よりも駅周辺を見渡せる位置に移動したり、歩道が広くなりとても歩きやすくなりました。
中でも一番目を引くのが、植物で出来たフクロウの像ではないでしょうか。

これはモザイカルチャーという技法で作られ、金属のフレームで形を作り、多種多様の植物を複雑に植え込むアートです。
池袋はフクロウがシンボルとなっており、駅や駅周辺にも数多くのフクロウ達が居ますが、今回モデルは、商店街の交流から生まれた「えんちゃん」というキャラクターで、地元で育ち、愛されたフクロウなのだそうです。

街中に植物があると、なんだかほっとしますね。
今後池袋がどのように発展していくのか楽しみです。

2011年10月7日(金)
金木犀の花の香りがあちらこちらから漂ってくる季節になりました。
先月までの暑さが嘘のように、急に秋がやってきましたね。

大陸から乾燥した空気が流れ、空が澄み渡るので、秋空は高く見えるようになります。

大きな入道雲の代わりに、イワシ雲が見られるようになりました。
イワシ雲以外にも、ウロコ雲やサバ雲等呼び名がありますが、大きさが違うだけでどれも同じ巻積雲と言われています。
低気圧が現れる前に発生しやすいらしく、この雲が出たら天候が変わるなんて言い伝えがあります。

この伝承のことわざは、観天望気と呼ばれ、雲以外にも生物等から予測できるものもあります。
「猫が顔を洗うと雨」「夕焼けの翌日は晴れ」…など一般的によく知られているものから
「煙が立つか東にたなびけば晴れ、西にたなびくと雨」というあまり知られていないものまで、その種類はかなりのものです。

100%当たる、というわけではない様ですが、生活の中から生まれた古くからの知恵。
大事にしていきたいですね。

2011年9月6日(火)
大きな台風がやっと通り過ぎて行きました。

北西太平洋または南シナ海で発生した熱帯低気圧が、一定の最大風速を超えると「台風」となります。
また、北太平洋・北大西洋ではハリケーン、インド洋ではサイクロンと、発生地域によって呼ばれ方が変わってきます。

台風は温かい海面からの水蒸気からエネルギーを得ている為、上陸すると急速に勢力が衰えます。供給が足りなくなれば自然と消滅し温帯低気圧に変わるのです。

台風が発生した際は、洪水や土砂災害に注意が必要です。
土砂災害の前は、山鳴りや地響き等の異常音が聞こえたり、急に水が湧いたり、川の水が減ったりする事があります。
普段と様子が違うと思ったら、いち早く避難する事が大切です。
ラジオやテレビで常に新しい情報を聞く事が、正しい行動に繋がります。

9月は偏西風の影響で日本に上陸しやすい時期です。
天候も急に変わりますので、十分ご注意下さい。

2011年7月31日(日)
節電の為、つる性植物を育てて日差しを抑える「グリーンカーテン」を実施しているところを良く見かけるようになりました。

関野臨床薬理クリニックでも、向かいにある関野研究所でゴーヤーを育てています。
2階建てなので、ネットにプランターを引っ掛けての栽培ですが、屋根まで葉を伸ばしているものもあり、その成長は目を見張るほどです。


2011年6月16日(木)
沖縄では早くに梅雨明けとなりましたが、関東ではまだまだ雨が続きそうです。
なかなか晴れの日が無いので憂鬱になりがちですが、雨降りだからこそアジサイが美しい時期になりました。

アジサイは日本原産で、学名Hydrangea(ヒドランジアまたはハイドランジア)といい、水の容器という意味があるそうです。
まさにぴったりな名前ですね。

紫やピンク、青などのグラデーションは、土壌の酸性度等、さまざまな要因にによって変化すると言われています。
また、咲き始めは青かったものが、日が経つにつれ赤みがかっていく事もあり、日々色が七変化します。
アジサイの花言葉の一つに「移り気」という言葉がありますが、この変化から来ているのかもしれません。

カタツムリが葉を食べているところをたまに見かけますが、実はアジサイは自然毒が含まれており、食用するとめまいや嘔吐などの食中毒症状を引き起こします。
飾りとして稀にお皿に乗っている場合もあるので注意が必要です。

2011年5月18日(水)
来院される皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、省エネの為、関野臨床薬理クリニックでも節電に取り組んでいます。

家庭で使用される電気の約7割は、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、の4つの機器に使用されています。
中でも一番多い割合を占めるのがエアコンです。

今年の夏は昨年と同じ位暑いらしい、ということで、扇風機を各部屋に配置しました。

エアコンよりも扇風機の方が消費電力が少ないので、上手く利用して猛暑を乗り切ろうと思います。
何卒ご協力頂けます様、お願い申し上げます。

2011年4月27日(水)
昨年の秋に植えたタマネギを収穫しました。

3~4月に出回る新玉ねぎなので、通常のものより水分が多く辛みが少ない種類です。
タマネギをスライスしてサラダに使用する場合は、水にさらさないと辛みが強く食べられませんが、新玉ねぎはあまり水にさらさなくても良いので、水溶性ビタミン等が抜けにくく、栄養素を丸ごと摂る事が出来ます。

これからの時期は紫外線も強くなってくるので、ビタミンは出来るだけ洗い流さず摂取したいですね。

2011年4月11日(月)
甚大な被害をもたらした大地震から本日でちょうど1カ月となりました。

この度の東北地方太平洋沖地震により、被害に遭われた地域の方々にお見舞いを申し上げるとともに
一日も早く安心した生活と、笑顔が戻る様、心よりお祈り致します。



関野臨床薬理クリニックでは、いつ起こるか分からない災害に備え、
先日、スタッフによる訓練が行われました。
訓練の成果を発揮せずに済む事が一番ですが、
万が一の時の為に備えておく事が、いざという時役に立ちます。

正しい知識を身につけ、「もしも」に備えて置く事は決して無駄にはなりません。

2011年3月3日(木)
まだまだ風は冷たいですが、3月に入り、クリニック玄関横にあるサクランボの木の芽も膨らみ始めました。

さて、今日は3月3日。雛祭り・桃の節句です。

そもそもは女の子の為の行事というわけではなく、古代中国の上巳(じょうみ/じょうし)の節句(月の変わり目は邪気が入りやすいので、穢れを祓いましょうと言うもの)が始まりとされています。
のちに日本に伝来し、5月5日男の子の為の端午の節句であるのに対し、3月3日は女の子の為の節句として定着していきました。

とはいえ、その由来から、男女関係なく春を無事に迎えられた事を喜び、皆が健康で過ごせますようにと願う日でもあります。
その為、雛祭りの行事食は赤、黄色、緑など、春色カラーがとても多く使用され、意味や想いが込められています。


「菱餅」
桃/赤 … 赤は魔よけの色。着色の為のクチナシの実は解毒作用があります。
白 … 子孫繁栄、長寿、純潔を願います。
緑 … ヨモギには強い香りで厄除け効果があります。

「雛あられ」
パステルカラーが可愛らしい雛あられは、関東風は甘いポン菓子ですが、関西風はしょうゆ味のあられだそうです。

「桜餅」
食べるとふわりと桜の葉の香りが広がる季節の和菓子。
こちらも地域によって形が違います。

「白酒・甘酒」
もともとは、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じる事から、桃花酒(桃の花を酒に浸したお酒)を飲む風習がありました。とても風流ですねー。
白酒は江戸時代からと言われていますが、アルコール度10%前後の立派なお酒です。
一方、甘酒はノンアルコールのものが多く、子供でも楽しめる飲み物です。

「はまぐり」
二枚貝は対の貝殻しか絶対に合わない事から、相性の良い相手と結ばれ、一生を添い遂げて欲しいという親心が込められています。

「ちらし寿司」
色とりどりの具には、おせちに使われるような縁起物が多く使用されている為、今や定番メニューになっています。

2011年2月15日(火)
2月14日はバレンタインデーです。

昔は、女性から男性へチョコレートを渡す事がほとんどでしたが、現在は恋人のみに限らず、家族や友人、お世話になっている人へ感謝の形で渡す事が多い様に感じます。

さて、今や世界中で愛されているチョコレートですが、その歴史は長く、紀元前後には中南米の地域一体に栄えた文明に根付いていました。
チョコレートの原料であるカカオの実の中には、カカオ豆が詰まっており、この豆を使用します。
当時はローストしたカカオ豆をすり潰して飲用しており、カカオ豆自体は甘いわけではないのでとても苦く、唐辛子やトウモロコシの粉等、スパイスを混ぜて飲んでいたそうです。
“カカワトル”と呼ばれ、アステカの皇帝が不老長寿の薬として、日々摂取したと言われています。

カカオにはカフェインのほか、テオブロミンという興奮作用のある物質が含まれている為、当時は薬用として使用されていたんですね。

16世紀、大航海時代にヨーロッパへ伝わったカカワトルは、次第に湯で溶かし砂糖を加え飲みやすいものへと変わってきます。
そして、19世紀になってから飲むチョコレートから食べるチョコレートへ進化を遂げました。


手軽に買えるチョコレートにも、長い歴史と共に、たくさんの人の努力があります。
100年後には、更に新しいチョコレートに変化しているかもしれません。

2011年1月24日(月)
エコバックやエコカーなど、ここ数年、世間の環境保護への意識の高まりを感じます。
冷蔵庫やエアコンはほぼ省エネタイプのものになり、従来の何倍も寿命が長いLED照明も注目されていますね。

しかし、歴史をさかのぼって見ると、現代で言うエコなアイテムはたくさんあります。

その一つが、寒い夜にあると嬉しい湯たんぽです。
「湯湯婆」と書きます。
中国では「婆」という字には母親や妻の意味合いがあり、文字通り優しい暖かさを表しているようですね。

湯たんぽの歴史は古く、日本には室町時代に入ったとされています。
その当時は、陶器製のものが主流で、金属製のものが現れたのは、だいぶ後の大正以降になります。
しかし、陶器製の湯たんぽの方が保湿が高く、遠赤効果もあるとされています。

最近では、熱湯を注ぎ入れる方法以外にも、充電式のものや、レンジで温めるもの。昔ながらの金属製や、柔らかいゴム製等、種類が豊富です。

エアコンだと喉が乾燥してしまう方や、足だけ冷たくてなかなか寝付けない方は、この冬昔ながらの知恵を試してみてはいかがでしょうか。

2010年12月22日(水)
今日12月22日は冬至です。

冬至は、春分や秋分、夏至などと同じ、陰暦の季節の区分である二十四節気の一つです。
北半球では太陽の高さがもっとも低くなる為、昼は一年中で一番短く、夜は一番長くなります。この日を境にして、日脚は徐々に伸びていきます。

さて、ではなぜゆずとカボチャなのでしょうか。

ゆず湯には香り成分、つまり精油の働きによって血行促進や鎮痛・殺菌作用がある為、体が温まり風邪をひきにくくなります。ゆずのビタミンCも肌を保湿させます。まさに冬にもってこいですね。
また、「湯治(冬至)をして、融通(柚子)が利きますように」という願掛けも含まれています。

カボチャは、現代では一年を通して野菜を買うことが出来ますが、昔は冬に獲れる野菜が少なかったため、保存が利きビタミンAの豊富なカボチャは貴重な栄養源でした。
薬が今より貴重だった頃ですから、食材の知識等は、生活の中から見つけることが出来たんだと思います。


冬至は日本や中国だけでなく、太陽の力が弱まった日を無事過ごしたことを祝うお祭りが、世界各地で行われています。
クリスマスの起源も、古代ヨーロッパで行われた冬至祭(ユール)とされているそうです。

2010年11月22日(月)
緑化計画で栽培していたサツマイモを収穫して1ヵ月。
現在はタマネギを育てています。

画像では、まだタマネギとは言い難い形ですが、来年の春頃には食べられる大きさになるそうです。

タマネギは品種によりさまざまな栽培方法・収穫時期があり、そのおかげで一年中食べることが出来ます。

調理の際、切ると涙が出てきますが、これは揮発性の高い刺激成分である硫化アリルが原因です。加熱すると甘味が増します。
また、硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を促進する働きや、血液凝固を遅らせる働き等があり、疲労回復・動脈硬化等の予防が期待できます。

和風洋風中華風、どんな料理にも欠かせない身近な食材ですが、
実はいろいろな栄養や効能があるのです。

2010年10月29日(金)
気温もすっかり涼しくなり、日の入りが早くなってきました。
今年は暑かった日が長かっただけに、待ちに待った秋という感じがします。

実りの秋、食欲の秋という言葉があるように、秋はいろいろな食材が旬を迎えます。
代表的なものに「秋刀魚(サンマ)」があります。
読んで字のごとく、秋に獲れる刀のような魚で、脂肪分が多く、塩焼きはまさに秋の味覚です。
サンマは、餌を食べてから排出するまでの時間が30分と短く、内臓にえぐみがなく、食べやすい魚といえます。

サンマには、血液の流れを良くするEPA(エイコサペンタエン酸)や、悪玉コレステロール(LDL)を減らし脳細胞も活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれており、血栓症の予防や頭の回転を良くする効果が期待できます。
また、肉に比べ、消化吸収のよい良質なたんぱく質を持ち、ビタミンも豊富に含まれているので、ここ最近の気温差で体が持たないなぁ、という方にお勧めです。

味だけでなく、栄養価も高い旬のもの。
自然の恵みに感謝して、美味しく頂きたいですね

2010年10月6日(水)
今日は、屋上緑化計画の副産物であるサツマイモを収穫しました。

今年もたくさん採れました!

すぐに食べたいところですが、しばらく寝かせることでデンプンが糖化し、どんどん甘くなるそうなので、もうしばらくお預けです。

2010年9月13日(月)
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。
照りつける強い日差しで、特に海や山に行ったわけでもないのに、ずいぶん焼けてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

少し日焼けしたくらいが健康的、とも言われていますが、紫外線(UV)は体の様々な場所に影響を与えてしまいます。紫外線(太陽光)によって引き起こされる病気には以下の様な物があります。

「皮膚がん」
紫外線を浴びる事で細胞の遺伝子が傷つき、間違って修復されると正常な細胞ではなくなります。
子供は細胞分裂が盛んな為、大人以上に皮膚がん発症率が高いと言われています。

「紫外線アレルギーによる湿疹」
紫外線によって赤みやかゆみが出るアレルギーの一種で、日光過敏症・日光性皮膚炎と言われています。

「白内障等の眼の病気」
WHO(世界保健機関)によると、白内障の約20%は紫外線が原因だとされています。

「免疫力低下に伴う感染症・疲労」
紫外線を浴びることによって免疫力が低下します。ヘルペス持ちの方は、夏の初めやスキーに行ったときに良く出来ませんか?風邪をひいたときと同様、免疫力低下の為なのです。
また、老化現象を引き起こすと言われている活性酸素が発生しやすくなる為、疲れやすくなります。

「肌老化」
メラニンによる色素沈着でシミが、肌の弾力とハリに重要なコラーゲンとエラスチンの構造が壊されシワが発生します。

「熱中症」
太陽光を長時間浴びると、熱中症になるリスクが高まります。

2010年7月29日(木)
梅雨が明けた途端、まさに猛暑というような暑さになりました。連日30度を超える日が続き、出かけるのも一苦労ですね。

この時期は、強い日差しと高い気温に注意が必要です。
熱中症とは高温障害の総称で、熱失神・熱痙攣・熱疲労・熱射病(日射病)等に分類されます。

熱失神・熱痙攣は、意識の消失や痙攣はあるものの皮膚の状態や体温は正常の為、分類は軽度とされています。
熱疲労は多量の汗に水分やミネラルの補給が追い付かず、いわゆる脱水症状の状態となる為重症度は中です。さらに症状が進むと熱射病(日射病)となり、高温障害で体温調節機能が失われ非常に危険な状態となります。

予防として、水分の補給はもちろん水分と一緒に塩分の補給も行う事や、睡眠を十分に取る事が挙げられます。自覚症状が出てくる段階では手遅れとなる場合があるので、こまめな水分・塩分の補給、休憩を心がけましょう。

関野臨床薬理クリニックは駅から距離がありますので、たくさん汗をかいて来院される方が多いです。熱中症には十分気をつけてお越し下さい。

2010年7月4日(日)
梅雨に入り、傘が手放せなくなりました。
じっとしていても湿気でじわじわ汗をかくので、日本は本当に高温多湿なんだなと痛感します。

この時期気をつけていただきたい事はやはり「食中毒」です。食中毒には大きく分けて細菌性・ウイルス性・化学性・自然毒があり、夏期が最も発生件数が多く、そのほとんどが細菌性食中毒と言われています。

一般的に加熱殺菌が良いとされていますが、加熱が十分でないと効果が無かったり、熱に耐性のあるの菌もいる為、過信は禁物です。また、菌は冷凍状態では殺菌されず、保冷⇔解凍を繰り返すことで増殖するものもいます。

菌を「つけない・増やさない・殺菌する」は予防の三原則です。
・清潔を保ち、菌の住みやすい環境を作らない事
・料理を作ったら出来るだけ早く食べきる事
・中心まで加熱する事

そして何よりの予防は、体の免疫力を高めておく事です。
バランスのいい食事や適度な運動を心がけ、目に見えない脅威から自分の体を守りましょう。

2010年6月18日(金)
関野臨床薬理クリニックでは、昨年に引き続き今年も地球温暖化対策として「屋上緑化計画」を行っています。

今年はサツマイモ、バジル、ローリエ、そしてゴーヤーも植えました。
5月20日に苗を植えたので、今日で約1か月。太陽の光をいっぱいに浴びてすごい速さで成長しています。

画像上段が6月3日、下段が6月17日の写真です。


2010年5月28日(金)
気候は安定しませんが、5月に入ってからは天気も良く、この時期にマラソンやジョギング等 新たにスポーツを始める人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

運動といえば、血液検査のひとつに、CK(クレアチニンキナーゼ)という数値があります。
CKは筋肉に存在する エネルギー代謝に必要不可欠な酵素の事で、水泳やエアロビクスなどの激しい運動や土木作業などの重労働はもちろん、長距離運転や電気風呂でも上昇するようです。

ただ個人差があり、同じ運動をしても上昇する方・しない方、数値がなかなか下がらない方等、さまざまです。筋トレを日課としている方が運動をしても数値があまり変らなかったり、逆に、普段事務作業の多い方が急に運動をすると数値が上昇してしまったりします。

受付時間に間に合わなくて走って来院される方がたまにいらっしゃいますが、なるべく時間に余裕を持ってお越しいただく様お願い致します。

2010年5月14日(金)
3月3日に花を咲かせていたクリニックのさくらんぼが、真っ赤な実をつけました。
新緑とのコントラストが美しく、まさに宝石です。

さくらんぼは別名「桜桃(おうとう)」とも呼ばれ、桜という文字が入っていますが実は初夏の味覚です。
“甘酸っぱい”というよりも“甘い”というイメージの果物ですが、体内の塩分を排出してくれるナトリウムや、貧血予防に欠かせない鉄分等、体に必要な栄養素が意外にも多く含まれています。

画像の葉っぱに黄緑色の毛虫のような物がいますが、これは毛虫ではありません。これは虫こぶというもので、昆虫が卵を産みつけていたり、植物の病気によるものだそうです。
玄関横のさくらんぼの木は、毎年この虫こぶが出来てしまい、かわいそうな思いをさせてしまっています。

2010年3月25日(木)
一般的な紙巻きタバコ、高級なイメージの葉巻タバコ。アラビアで発明された水タバコや、嗜好品としては最古の噛みタバコ。最近では電子タバコなどなど、タバコといってもたくさんの種類があります。

どのタバコも、喫煙すれば毒性・習慣性の強いニコチンが体内に入ります。
ニコチンはコチニンという物質に変わり、体外へ代謝されます。これはタバコの煙を吸う受動喫煙でも同様とされています。

関野臨床薬理クリニックでは、コチニン検査を実施しており、ニコチンの代謝産物であるコチニンの濃度が200ng/mg以上検出された方を、ニコチンの影響を受けている方と判断しています。
(実施時は治験によって違いますので、対象条件や禁止事項を確認し、厳守して下さい)

タバコと薬。一見、何も関係ないように思えますが、喫煙により循環器系、消化器系、および中枢神経系の機能に影響を及ぼすといわれています。
正確な血中濃度を測定し、安定した治験を実施する為にも、喫煙禁止期間は禁煙や受動喫煙の回避をお願いしています。


2010年3月3日(水)
クリニックの玄関前に植えているさくらんぼのつぼみも膨らみ、今日、開花を確認しました。

まだまだ寒い日もありますが、確実に春が近づいて来ているんだなと実感した1日でした。


2010年2月12日(金)
当施設のある池袋は、ラーメン激戦区で有名です。
男性職員は、それぞれにお気に入りのお店があるようで、つけ麺ならあの店、辛いラーメンが食べたくなったらあの店、と決めている人もいるようです。

登録検査や説明会を行う会場に、雑誌ラックが置いてあります。
そこに、職員がまとめたラーメン店のスクラップブックが置いてありますので、検査の帰りに話題のお店に足を運んでみては如何でしょうか。

ラーメンの栄養バランスが気になる方は、トッピングに卵や野菜をプラスしたり、ゴマをふりかけるだけでもバランスを整えることができます。
ただし、スープには塩分や脂肪分がたっぷり含まれていますので、食べすぎには注意しましょう。

2010年2月1日(月)
仕事や勉強で疲れた時、コーヒーの香りでリラックスした経験はありませんか。
最近の米国の研究結果によると、コーヒー豆の香りを嗅ぐと、他人に対して親切になるということがわかったそうです。
また、ある化粧品メーカーの研究によると、桃の匂いが怒りを発現させる脳の扁桃体の血流量を減らし、イライラを抑えるという結果が得られたそうです。

自分にとって心地よく感じる香りを嗅ぐと、一緒にいる相手に対し良い印象を抱き、手助けしたくなったり、気持ちが落ち着きリラックス出来て、仕事や勉強の効率が上がるというわけです。

皆さんも自分の好きな香りを有効活用してみては如何でしょうか。


2010年1月29日(金)
昨年猛威を振るったインフルエンザのニュースも最近ではほとんど耳にしなくなりました。
しかし、毎年冬の時期に流行りだすものに「感染性胃腸炎」があります。こちらも手洗いうがいで予防が出来るので、引き続き気をつけましょう。


さて、2010年です。


昨年は関野臨床薬理クリニックへの登録者数が1600人を超え、過去最高記録となりました。多くのボランティアの方に「治験」を知って頂き、大変嬉しく思っています。

「治験って名前は聞いたことあるけど何だろう」
「人体実験じゃないの?」
「副作用は?危険性は?」

初めは皆さんとても不安だと思います。
まだ発売もされていないお薬を投薬するのですから、当前かもしれません。

では、安全性はどの様になっているのでしょうか。

治験を行うには、厚生労働省の「薬事法」という法律で、「医薬品臨床試験の実施の基準(新GCP)」という厳しい規則を守らねばなりません。
ボランティアの方に安心して治験に参加して頂く為、"健康な被験者が、健康なまま治験を終了する"という命題のもとに関係スタッフは細心の注意を払っています。

また、治験に参加する為には「インフォームド・コンセント(説明と同意)」を必ず行わなくてはなりません。
これは、医師から、治験の目的・方法・予測される副作用等が書かれた説明文章を手渡されます。その内容を詳しく説明し、十分に理解、納得していただけた方のみ、ご本人の意思で参加の同意を頂くというものです。

このような法律や手続きで、深く治験を知って頂きます。
分からなかった事が分かるようになるのは、一つの大きな安心なのではないでしょうか。

残念ながら現在の日本には、「治験」にまだまだ多くの偏見があります。
しかし、今使用されているお薬の殆どはその「治験」を経て作られています。

今年もたくさんの方に、治験を正しく知ってもらえるよう、努めていきたいと思います。

2009年12月25日(金)
今年も残すところ7日となりました。
クリスマス一色の池袋も、明日になればお正月の雰囲気に変わり
毎年のことながら、年末年始は目まぐるしく過ぎて行きます。

イベントがあると、食事も普段と違ったものになり、ついつい食べ過ぎてしまいがちになります。傾向として、体重増加や肝機能が上昇される方が多く見受けられますので、年始に治験の入院が始まる方や、治験説明会を予約されている方は、体調管理には十分お気をつけて下さい。


2009年12月1日(火)
インフルエンザが猛威をふるっています。

インフルエンザは、鼻、のどなど局所的に症状の発生する風邪と違い、高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が急激に現れます。
また、重症になる事があるのも特徴です。

特に高齢者や慢性の疾患を持っている方は、悪化しやすく、死に至る原因となる事もある為十分に注意する必要があります。厚生労働省の資料によると、インフルエンザによる死亡者数のうち、65歳以上の方の占める割合は、8~9割とかなり深刻です。

姿の見えない敵に対して、私達が初めに出来る事は「予防」です。
予防の基本は、流行前にワクチンを接種する事ですが、流行してからも自ら実行出来る事はたくさんあります。

・人込みや繁華街への外出をなるべく控える
・上記のような場所に行く際はマスクを着用する
・室内では加湿器等を使用し、適度な湿度(50~60%)にする
・十分な休養、バランスの良い食事を取り、体力や抵抗力を高める
・周りの方へ移さない為の「咳エチケット」を行う

ちょっとした事ですが、意識するだけでも行動に変化が出てくるかと思います。

これからの時期はイベント事も多く、人と会う機会も必然的に増えてきますので、年末年始を楽しく過ごす為にも体調管理を心掛けて下さい。

2009年11月5日(木)
11月に入りました。
気温も急に下がり、一気に冬がやってきたような感じです。

さて、寒くなってくるとホットコーヒーが飲みたくなりますが、治験に参加される方にお知らせしている注意事項に良く書かれている項目の中に「カフェイン含有飲食物の禁止」というものがあります。

カフェインを摂取する事によって利尿作用や胃酸分泌、薬物代謝酵素に影響を持つなど様々な作用がある為、何日も前から摂取を控えて頂くようになっています。

カフェインと言うとすぐ思いつくのがコーヒーだと思います。
確かにコーヒーを飲むとトイレが近くなったり、空腹時は胃がちょっと痛くなったりする事がありますね。
しかし、コーヒー以外にもコーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート等。また栄養ドリンクや一部医薬品などにも含まれています。

中にはコーヒー味のアイス等、一見平気そうなものにもカフェインは含まれているので注意が必要です。

2009年10月13日(火)
関野臨床薬理クリニックでは、初夏から秋にかけて 緑化計画として屋上でサツマイモとジャガイモを栽培していました。
青々とした葉を広げ、プランターという土壌ではありますがCO2減少に貢献できたのではと思います。

そして都心の屋上でもサツマイモ達はすくすくと育ち、ついに先週収穫。
痩せた土地でも育つと言われていますが、予想以上の収穫量に驚きました。

ちなみに、今日10月13日は「サツマイモの日」だそうです。


2009年9月28日(月)
26、27日は御嶽神社例大祭がありました。
御嶽神社は池袋西口一帯の氏神様で、災難除・厄除・防火の神徳があるとされています。

27日は各町内から御神輿が出て、威勢の良い掛け声や太鼓の音が池袋の町中に響いており
いつもなら車の行き交う駅前も、普段とは違った雰囲気に包まれて不思議な感じがしました。


2009年9月9日(水)
本日より「STAFF DIARY」を開設致しました。

治験に関する事や、クリニック周辺の事。
まじめな話から、スタッフのつぶやきまで。
日々の出来事を綴っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

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